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東京都文京区:順天堂大学医学部附属順天堂医院
女性低侵襲外科・リプロダクションセンター

腹腔鏡手術と不妊治療の
最先端を提供しつつも、
患者に寄り添う気持ちは忘れない
腹腔鏡手術と不妊治療の最先端を提供しつつも、患者に寄り添う気持ちは忘れない
2017年に開設された順天堂大学医学部附属順天堂医院の女性低侵襲外科・リプロダクションセンター。東京都文京区という超都心にあり、周囲には東京大学医学部附属病院や東京医科歯科大学病院などの競合相手が林立するなか、同院のリプロダクションセンターでは、身体への負担が少ない腹腔鏡手術と、最先端の不妊治療を強みとしています。不妊治療専門のクリニックとは違い、多様な疾患に対し高度な医療を提供する大学病院。ここで治療やケアを担う医師やスタッフたちは、日々どのような思いで妊娠を望む患者さんと向き合っているのでしょうか。

二人のベテラン医が生み出す相乗効果

不妊治療は、主に産婦人科クリニックや不妊治療専門クリニックで行われていますが、なかでも有名不妊治療クリニックに患者さんが集中しがちです。ですが、排卵や着床に影響を与える子宮内膜症や子宮筋腫がある場合や、難治性の不妊症を抱えている場合などは、不妊治療と並行して手術ができたり、高度な治療を受けられる大学病院は有力な選択肢となります。

順天堂大学医学部附属順天堂医院の女性低侵襲外科・リプロダクションセンターはまさにそうした治療が受けられる施設の一つ。ここで不妊治療の陣頭指揮を執るのが、2022年に新たに産科・婦人科教授に着任した河村和弘医師です。

河村医師は、40歳未満で月経が来なくなる早発卵巣不全の方に、眠った卵胞を活性化する新療法を確立し、実際に国際医療福祉大学や都内の複数のクリニックで臨床応用してきました。新たな活躍の場を順天堂大に移したのは、「都心という立地を生かし、この療法をより多くの人に届けたいのと、研究を重ね卵胞活性化療法のさらなる改善と治療効果の向上を図るため」と河村医師は言います。

一方、2017年に女性低侵襲外科・リプロダクションセンターが立ち上がるずっと以前から、順天堂大学の産科・婦人科では、センター長である北出真理教授を筆頭に、腹腔鏡手術やロボット手術の実績を積み上げてきました。

腹腔鏡とは、腹部に5~12㎜程度の小さな穴をあけ、そこから内視鏡や鉗子を入れて手術を行う方法です。直接おなかにメスを入れて行う開腹手術よりも体への負担が少なく、術後の回復も早いのが特長です。センター名に「女性低侵襲外科」と冠されているように、同センターでは、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫、骨盤臓器脱、子宮がんなど、女性特有の疾患を対象に腹腔鏡手術やロボット手術を数多く行っています。

腹腔鏡手術と不妊治療。それぞれの領域で長年の経験と実績を持つ二人の医師がいることの強みについて、河村医師は語ります。
「当院で不妊治療を受けられる方は、基本的にはかかりつけ医からの紹介状が必要で、不妊症以外のほかの疾患を併発していたり、他院でいろいろな治療を試したけど、うまくいかなかった方が多く受診されます。私はこれまで早発卵巣不全の治療に取り組んできましたが、腹腔鏡で卵巣の手術をすると術後に卵巣機能が悪くなることが多く、北出先生と私がタッグを組んで取り組むことで、1+1以上の効果を治療で出せていけたらと思っています」

北出医師も続けます。
「私たちの得意分野が異なることが同センターの何よりの強み。当センターの腹腔鏡手術は、ただ手術をするのではなく、その先の妊娠を見据えた低侵襲な手術が可能ですので、ぜひ河村先生にはこれまで培ってきた不妊治療の経験を発揮していただき、二人で2倍どころか3倍、4倍もの相乗効果を打ち出していきたいです」

「ここを受診してよかった」と思ってもらうために

ただ、患者さん側にとってみれば、大学病院はより高度な医療を提供する施設ゆえ、受診への心理的なハードルは高いもの。待ち時間が長いのではないか、親身に対応してくれず機械的な診療に終始するのではないかなど、懸念もつきまといます。患者さんと接する機会の多い同センターの看護師で婦人科外来主任の柏倉茉希子さんに、実情を伺います。

「看護師の体制としては、婦人科外来には看護師6名と看護助手1名の計7名で担当しています。リプロダクションセンターの外来だけでなく、一般の婦人科検診、良性の手術がメインの腹腔鏡外来や悪性腫瘍の外来もすべて婦人科が対応しますので、正直、とても忙しいと感じています」(柏倉さん)

看護師になって16年になるという柏倉さん。それまでは循環器や消化器系の病棟で経験を積み、3年前に婦人科外来の担当となったところ、その専門性の高さから一から必死で学び続けた3年間だったそうです。

「ただ、専門性の高さもさることながら、婦人科外来に来てはじめて、妊娠すること自体が奇跡なんだということを目の当たりにしたことがとても衝撃的で。周りの友人と同じように自分も結婚、出産、育児が当然叶うと思っていらっしゃる方が多いなか、当科にいらっしゃる患者さんは、思い描いていた通りにいかず、ショックや失望感を抱えることもあると思うんです。ですので、いつでも患者さんの気持ちに寄り添いますという気持ちで、声をかけさせてもらっています」

受診患者さんには、難治性の不妊症や、卵巣嚢腫や子宮内膜症などの病気を抱える女性が多いだけに、妊娠にかける思いも、より複雑であったり、強い不安を抱える方も多いはずです。

「確かにそうだと思います。そうしたなかで心苦しく思うのが、医師もスタッフもギリギリの人数で対応させていただいているため、予約診療ではあるもののどうしても患者さんをお待たせしてしまっていること。患者さんには、いつも申し訳ないとうい気持ちを持ちながら、お待たせしたぶんだけ“ここを受診してよかった”と思っていただけるよう、患者さん一人一人に丁寧にかかわっていこうと、スタッフ全員で話しています」(柏倉さん)

医師顔負けの知識がある人もいれば、状況を受け止められない人も

河村先生も、患者さんに寄り添う気持ちは、柏倉看護師と同じです。

「患者さんは年齢や卵巣機能はもちろん、夫婦の関係性や社会的立場、身体的状況など本当にそれぞれです。個々の患者さんによってどのような心のケアをしていけばいいか、またそこに医師がどう入っていけるかは、いつも考えさせられます。大学病院という忙しい場ではありますが、患者さんとは長い付き合いになりますから、いつでも質問しやすいよう信頼関係を築くことがとても大切だと思っています」(河村先生)

北出医師も、これまでの診療経験を通し、患者さんに寄り添うことの大切さと難しさを実感しています。

「子宮内膜症の再発を繰り返し、その手術によって卵巣機能が低下してしまうなど、子宮内膜症と卵巣機能不全は切っても切り離せない関連性があります。大学病院にはそうした難しい症例のなかでも最難関の患者さんが本当に多いんですね。患者さんのなかにはご自身のことを本当によく調べられていて、医師顔負けの知識がある方もいれば、一方で、自分の状況を受け止めきれない方もいらっしゃる。患者さん一人一人、お気持ちは本当にそれぞれで、そこに寄り添うことが何より大切ですが、一つ言えるのは、河村先生が新たに着任されたことで、今まで以上に患者さんに安心感を与えられる治療を行えるのではないかということです」

「採卵の場に立ち会いたい」と看護師から働きかける

北出医師の言葉にもあるように、同センターで働くスタッフは一様に、河村先生の着任に伴う職場のさらなる活性化に期待を寄せています。培養士の今井和子さんもその一人です。

今井さんは順天堂大で25年以上、胚培養士として勤務する大ベテランです。かつて多くの病院がそうだったように、順天堂大では不妊治療における胚培養は医師の手で行われていましたが、今井さんは、1998年に病院の意向で検査部から婦人科に異動して以来、胚培養士として不妊治療部門を下支えしてきました。

「胚培養士として長年経験を積ませてもらいましたが、私自身は一つの病院しか経験がないんですね。そこへ河村先生のようにたくさんの不妊治療施設で経験を積まれた先生がいらっしゃったことで、今まで気が付かなかったことに気づくことができています」(今井さん)

たとえば、胚移植の際、これまではその都度、受精卵を患者さんに確認してもらったうえで移植していましたが、受精卵にとっては、なるべく早く子宮内に移植したほうが質が保てます。河村先生からそう指摘されたことで、そのワンクッションを省略したところ、受精卵の質向上と処置上の効率化が図れたそうです。

「これからも河村先生にアドバイスをしていただき、改良が図れるところは積極的に取り入れていきたいです」と今井さん。

とはいえ、効率化を優先するあまり、患者さんの心を置き去りにするということはしません。前出の看護師の柏倉さんは、これまで採卵の処置が一番患者さんにとって心身の負担が大きいにもかかわらず、外来の看護師が患者さんのそばにいられないことがとても気がかりでした。

「私たちは外来で患者さんと多く接するのに、採卵という患者さんが一番辛いときにそばにいれないもどかしさがあって。採卵の場は患者さんと話せる貴重な場でもありますので、この秋からは、業務をやりくりし、私たち外来看護師が採卵の場に立ち会わせてもらえるようオペレーションを変更しました」(柏倉さん)

大学病院という、不妊治療だけでなく、子宮の合併症や腫瘍を患う方など多くの症例が集中する環境ではありますが、患者さんに寄り添うことの大切さは不妊治療チーム全体で共有されています。

不妊治療中の患者には独特の辛さがある

最後に、かつて同センターの患者さんであった陽子さん(仮名・40歳)のお話を紹介します。陽子さんは20代のときに子宮内膜症から卵巣嚢腫の一種であるチョコレート嚢胞を発症し、当時住んでいた地域の大学病院で腹腔鏡手術をしたものの、再発をしてしまいました。その再発をコントロールするために通っていたのが順天堂大学の女性低侵襲外科・リプロダクションセンターです。

その後、結婚を機に同センターでチョコレート嚢胞の経過観察から不妊治療へとシフトし、まずは採卵して受精卵を貯めることを優先しました。順天堂大では結果的に1つの受精卵が凍結できましたが、その後は別の病院に転院し、卵巣チョコレート嚢胞の手術をすることにしました。

「転院したのは、特に順天堂大で嫌な思いをしたということではなく、私の場合、最初のチョコレート嚢胞の手術によって卵巣の機能が落ちていてAMHがもともとかなり低かったんですね。AMHが低い場合、採卵したとしても、たくさん卵子は採れないことはよくあることだと今なら理解できますし、予め医師からも“私のAMHで期待できる採卵数は1~3個”と説明があったのですが、不妊治療を始めた当初は医療の手を借りれば1回で3個採れるんじゃないかと楽観視していて。でも現実はまったくそうではなく、卵が採れないショックと、待ち時間の長さがネックになって、それならと別の病院に転院して治療することにしたんです」

その後、残した1つの受精卵の移植のために同センターを再訪したのが、当初他院に転院した時から丸三年が経った2022年、ちょうど河村先生が着任した時期でした。陽子さんは、再び順天堂大に戻った時の治療経験をこう振り返ります。

「やっと移植までこぎつけたと思ったら、そのときチョコレート嚢胞の再再発と、子宮腺筋症の疑いが明らかになって。かなり落ち込んだのですが、診療の度にどの先生も、とても忙しいにもかかわらず、質問には親身によく答えてくださったのが印象的でした。特に河村先生は話し方も柔らかく、いわゆる大学病院の先生らしくないといいますか、雰囲気がちょっと違ったのを覚えています。看護師の方もフレンドリーで、診察後に行われる注射などの説明の際も、明るくて気さくな雰囲気でしたね」。

なお、陽子さんは治療途中で、都内の有名クリニックでの採卵も経験していますが、この時には診察室での医師の威圧的な態度に、思わず涙を流すという辛い経験もしています。常に最善の治療を求め、複数の不妊治療施設を経験した陽子さんは、今改めてこう思います。

「どんな病気でも精神的に落ち込むものだと思いますが、不妊治療はどれほどお金と時間と気力をかけようと、身体的にも辛い思いをしようと、結果が出ないこともあります。その点では独特の辛さがあるのが不妊治療。だからこそ患者にとって、いかにメンタル面に配慮してもらい、医療者と信頼関係が築けるかがとても大切なんです」

高度な医療を提供していても、患者さんの心は置き去りにしない。医療提供者側も、患者さん側も、目指すもの、求めるものは同じです。超都心という立地で日々多くの患者が訪れる順天堂大学の女性低侵襲外科・リプロダクションセンター。ここもまた、医療技術、ホスピタリティともに患者さんにとって最善の施設になるよう、医師、看護師、胚培養士がチーム一丸となって奮闘しています。

聞き手 内田朋子(医療ジャーナリスト / ライター)
永森咲希(一般社団法人MoLive代表)
構成・執筆 内田朋子
写真 永森咲希(一部医療機関提供)
取材日 2022年7月13日(河村先生、北出先生、今井さん)
2022年9月22日(柏倉さん)
2023年5月31日(患者 陽子様)

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